OIFA

国内交流

〈「世界の中の日本、日本の中の世界」を考える講演会〉

ルワンダ共和国出身、順天堂大学国際教養学部のニヨンサバ フランソワ 教授をお招きして、
「世界の中の日本、日本の中の世界を考える講演会」を企画しました。
フランソワ 教授は、ルワンダ共和国の出身で、アフリカの非常に貧しい環境に生まれ育ち、幼
少期からたくさんの苦労や辛い経験をしました。家族の貧困生活から脱出するために、一生懸命
に勉強し、国費留学生として海外で医学を学び、海外で酷い差別や偏見を受けながら、諦めずに
努力した結果医者になりましたが、帰国する直前に母国に内戦が起き、家族や友人を失いまし
た。日本の友人のおかげで来日し、大学院に進学し、医学博士を取得しました。夢を持って、自
分を信じて、前に進んで、様々な困難な壁がたちはだかる中、医学部の教授になりました。

フランソワ教授講演

第2回〈YOUはどうして小田原に〉

「YOUはどうして小田原に」座談会
昨年度に開催した「第1回YOUはどうして小田原に」が好評でしたので、令和5年度も小田原
で暮らしている外国籍市民(アメリカ、ドイツ)をお招きして、本市での暮らしや自身の経験を
聞くとともに、来場した市民と交流を深めるものです。
自己紹介及びタイトルにある「YOUはどうして小田原に?」の質問から、衣・食・住の違い、
そして普段使ってるコミュニティツールについてなど少しずつ会話を深めていき意見交換をしま
した。異なる国籍、文化を持つ市民が集い、様々な文化に触れる機会とします。

テーマ:
(1) 自己紹介
(2) 衣・食・住の違い
(3) 普段使ってるコミュニティツール
開催日:2023年9月2日(土)
時間 :13時~15時30分
会場 :小田原イノベーションラボ

座談会から出た意見:
(1) 自己紹介
・アメリカ出身で、父の仕事の影響で色々ところに住んでいましたが、小田原が人生の中で一番長い。
・ドイツ出身、ドイツで育った、南アフリカ共和国で一年生活し、日本の早稲田大学
進学、今はお寺の住職をやっています。
・ドイツ出身、ドイツで育った、いまは横浜にあるドイツの会社で働いています。
(2)衣・食・住の違い
・メキシコ料理が食べたいけど、この辺りではあまり売っていない。
・洋服のサイズが小さすぎる。
・日本の家は小さい、背が高いので少し圧迫感がある。
・自分の希望で家を建て直したので、とても快適。
・お坊さんの修行中、制限があったが、今は何でも食べられる。
・ドイツでは、正式の場面以外、カジュアルな服装が多い。
(3)普段使ってるコミュニティツール
・Facebookを使っています。
・日本に住んでるドイツ人のFacebookグループに入っています。
・Facebookを主に使っています。

YOUはどうして小田原に

第1回〈YOUはどうして小田原に〉

「Youはどうして小田原に」座談会
小田原海外市民交流会の事業計画の中にある在住外国人との交流をテーマに、外国人との交
流を通して外国文化に親しみを持つとともに、この機会を活かし、外国籍市民との交流を深
める、また小田原海外市民交流会の活動をPRし、認知度向上を図る目的で実施。当日は下
記の四つのテーマについて意見交換をした。

テーマ:
(1) YOUはどうして小田原に住むことにしたのですか
(2)日本で体験した異文化は(本国との違い)
(3)生活している中で感じた困り事
(4)どうやって日本語を学んだのか
開催日:2023年2月26日(日)
時間 :13時~14時40分
会場 :小田原イノベーションラボ

座談会から出た意見:
(1) YOUはどうして小田原に住むことにしたのですか
・住みやすい場所として小田原を選んだ
・東京に住むより、小田原に住むのがいい。海の近く。
・自然、新幹線、アクセスがいい
・千葉に比べてもいい場所
・仕事で小田原に来た、英会話の仕事もしている
・ALTで小田原に来た
・小田原の初めての印象として、都会と思って
・自然、交通アクセス、子育てにとって小田原はいい場所
・東京に住んでいたが、コロナをきっかけで自然の豊かな小田原を選んだ
・日本はコンパクトで、小田原は海も山もあってとても好きです

(2)日本で体験した異文化は
(本国との違い)
・オランダではコンセプトがあれば進むが、日本では詳細が決まらないと進まない。
・日本の健康保険はすばらしい、海外では整っていない。
・日本は1年中同じスポーツをしている感じ、アメリカでは季節で変わる。
・日本の教育では暗記、想像力の授業が少ない。
・日本の上下関係・ジェンダー関係が独特。
・生卵を食べる習慣等といった意見が出された。

(3)生活している中で感じた困り事
・日本語はひらがな、漢字、カタカナがあり、難しい。
・同じ言葉「かえる」で意味がたくさんある。
・生活に関する手続き(書類)では言語で困る。
・水道料金の支払いとごみの出し方は難しい等といった意見が出された。
(4)どうやって日本語を学んだのか
・日本語を専攻していた。
・リバティ日本語学校で学んだ。
・ユーチューブなどを使って勉強した。
・「マンガ」を読んで勉強した。
・いろはの会で勉強をした等といった意見が出された。

〈地球市民フェスタ〉
国際交流イベント「地球市民フェスタ」を、ウクライナ人道支援をメインテーマとして開催しました。国内外で活躍するウクライナ出身のカテリーナ・グジーさんによるウクライナの民族楽器バンドゥーラの演奏と、県西地域で活動する国際交流団体の活動紹介や世界各国の民芸品の販売が行われました。
小田原海外市民交流会はOIFA団体活動紹介をしたほか、活動紹介ブースも設け、訪ねたお客様にOIFAの活動をアピールしました。
【開催概要】
日時 :2022(令和4)年9月11日(日) 10:30~15:00
会場 :川東タウンセンター マロニエ 3階ホール
参加者:午前・午後合わせて約700名

地球市民フェスタ

〈チュラビスタ市オンラインツアー〉
2020年新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、両国の往来が難しくなりました。
対面でのイベント開催に代わり、オンラインでの交流を実施しました。
姉妹都市提携から40周年の節目を記念して、チュラビスタ市を広く市民に紹介するため
のオンラインツアーを、2022年7月9日(土)に実施しました。姉妹都市であるアメリカ
合衆国チュラビスタ市をオンライン(Zoom)で訪問しました。「美しい眺め」という名の通りであるまちを散策し、姉妹都市ゆかりの場所を訪れ、37名の参加者にチュラビスタ市の街並みの風景や、海から臨む美しい日没の眺めをライブ中継や撮影映像を通じてお届けしました。

村岡三郎氏の名前を関した小学校、SABURO MURAOKA ELEMENTARY SCHOOLの見学風景。