小田原海外市民交流会

海岸に面し気候が温暖なこと、柑橘類を栽培していること等の類似点が多いことから、1981年（昭和56年）11月8日に小田原市と、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡チュラビスタ市間の姉妹都市提携の調印がなされました。

OIFAとは、小田原海外市民交流会（Odawara International Friendship Association）の略称です。小田原市とチュラビスタ市との姉妹都市提携を機に、1982年（昭和57年）6月に設立されました。

OIFAはチュラビスタ市との青年交流事業や、小田原市内での国際交流イベントの企画・運営を行っています。
青年交流事業は、小田原市民の国際感覚を醸成するとともに、両市の継続的な交流及び地域の国際化に向けた活動を担う人材の育成を目的としています。小田原の青年をチュラビスタ市に派遣するとともに、来日するチュラビスタ市の派遣生徒を迎え、交流するとともに、両市の相互理解と友好親善を深めます。

しかしながら、コロナ禍の影響などで、５年にわたり青年交流事業を実施できていません。早期再開に向けてチュラビスタ市と調整を重ねています。

現在、OIFAは国内交流に力を入れています。
シンポジウムの開催や各種イベントの開催を通して、諸外国の人々や外国籍市民と交流する場を設けるための活動をしています。

近年新しく始めたイベントに「YOUはどうして小田原に」があります。市内の国際化や多文化共生社会の実現に向けた企画です。小田原で暮らしている外国籍市民をお招きして、本市での暮らしや自身の経験を聞くとともに、来場した市民と交流を深めるものです。